華やかな社交の場面、どんなきものが素敵に見えるのでしょうか?
ひとことで華やかといっても、そのシチュエーションは様々。例えば、オペラでもグランドオペラとオペレッタでは、ドレスコードが違ってきます。装いの基準は、観客の服装から判断するとわかりやすいでしょう。ロングドレスで行くグランドオペラやホテルなどで行われる格のあるパーティには色留袖を着用する場合もありますが、20代から30代の初心者は、披露宴に着るような格のある訪問着でよいでしょう。また、ワンピースなどでエレガントに装う観客が多いクラシック・コンサートや観劇には、華やかさのある訪問着や付け下げ、小紋が向いています。 歌舞伎や能楽なら演目を意識した物語性のある模様を選んだり、近代的なホールならモダンなタイプ・・・・と行く場所の雰囲気と上演されるないように調和した装いをするのがおしゃれに見えるコツ。
たくさんのきものは、もてないので、帯でイメージチェンジをしたいのですが。
きもの何枚ももっていれば素敵になれるのかといえば、そうとも限りません。少ないきものを賢く着まわすことができるのが本当のおしゃれというものです。きものの万能なところは、「きもの一枚に帯三本」と昔からいわれているように、帯が替われば着姿の印象まで変わるということです。オペラや大きなパーティ、華やかなシーンに着る訪問着や付け下げに合わせる帯は袋帯がいいでしょう。コンサートや観劇のときに着る軽い訪問着や、付け下げ、小紋には金銀系を多用しない模様の軽めの袋帯や、金銀系を使って格のある模様を表した織りなごや帯をあわせた軽い装いのほうが素敵な場合もあります。出かける場所に応じて、様々な帯で着分ければ、一枚のきものでも着こなしのバリエーションがぐっと増えるのです。着まわすことを考えると、あまりインパクトの強い柄ゆきのきものよりも、帯の背景となってくれるようなあっさりとしたタイプを選ぶのも一案です
華やかな場面に着るはものに調和する万能な帯ってありますか?
きものも帯も数をおおくもっていない初心者にとっては、一枚のきものや一本の帯の存在が大きいものです。パーティやコンサートなどの華やかな場面に着て行く訪問着や付け下げ、華のある小紋、それらのどれにも合う帯とはどんな帯なのでしょうか。帯はきものよりも良いものを求めるようにといわれますが、それは帯が着姿の格を決めてしまうからです。カジュアルな柄の帯を合わせれば、描くのるきものよりも核上の上品な袋帯をもっていれば、華やかなタイプのきものの着まわしが可能なのです。
華やかな場所で着るものに会う帯〆、帯あげとは。
着こなしに華をもたせたい社交の場でのきものの装い。小物の帯〆や帯あげは着こなしをおしゃれにみせるかどうかの鍵を握るアイテム。全体から見れば小さな部分ですが、それゆえ人の目を引くものです。よそゆき感の求められる装いには、基本的には、帯〆、帯揚げはきものと帯よりは目立たないほうが品良くまとまります。帯〆は金糸入りでなくてもよく、帯あげは淡い色の疋田絞りや金糸の入った綸子やちりめんの上品なタイプを。装いに調和しているかどうかが大切です。
華やかな場面に映える、小物類の選び方を教えて
フォーマルな感覚が求められる場ならば、バッグやぞうりも礼装に向くタイプのものを選んでおくと、間違い有りません。おしゃれを優先して構わないシチュエーションであれば、好みで合わせてよいでしょう。ただし、準礼装に近い訪問着や付け下げなどの場合は、バッグ、ぞうりともパーティ向きのエレガントなものが似合います。出かける場所の雰囲気を掴むことが、素敵に見える小物選びのコツ。オペラやクラシックコンサートなら、洋ブランドのバッグが近代的な空間に映えます。古典芸能の会などには、前坪に紅を効かせたぞうりも足元のワンポイントになって、よいものです。指輪は好みで合わせてかまいません。
季節感を取り入れたおしゃれが、きものの醍醐味と聞きましたが。
形が決まっているきものは、色と模様で変化を付けるしかありません。そのため、古来より様々な模様が生まれ、特に自然界の花鳥風月をはじめとするモチーフは季節感を楽しむことができる模様として愛されてきました。季節を少し先取りすることがおしゃれと考えられていて、例えば桜の模様は花が散るまでに着るのがおしゃれといえます。まずは帯や小物で季節感を取り入れてみては。
ヘア・メイクやネイルは洋服のときと同じでいいのですか?
ドレスやフェミニンなワンピースで行くパーティやクラシック・コンサートなどのとき、ロングヘアの人ならアップスタイルにすることが多いように、きもののときも基本的にはアップスタイルがお薦めです。特にきものは衿元をすっきりと見せることが全身の美しさにつながる衣服なのです。ショートの方もヘアワックスなどで整えましょう。メイクはきものだからといって極端に濃くする必要はありませんが、洋服のときよりは肌は白め、口紅は赤味をプラスしたほうがきれいに見えます。マニキュアは淡いピンクやベージュが無難です。清潔感と上品さを心掛けて。